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診療部 ー 産科

特色

万全の環境とスタッフ体制

おだやかな時間を重ねて、大切な命をつなぐあなたを万全の環境とスタッフでお支えします。

当院では20名の産婦人科医による産婦人科専門医療チームと、19名の新生児専門の小児科医療チームがさまざまなお産と高度な周産期治療に対応しており、はじめての方も経験のある方にも、安心してご自分らしいお産をしていただけます。

リスクの少ない妊婦さんには、助産師主導で妊婦健診や分娩を行う院内助産院を併設し、「家族と共に行う自然なお産」も積極的に導入しています。このように当院では、ローリスクからハイリスクまで、幅広く妊婦さんに対応しています。

年間1600件以上の分娩実績

千船病院産科は、多数の分娩件数を誇る、府下でも有数の診療体制と特殊施設を備えた病院です。安心・安全な医療環境のもと、満足していただける幸せな出産をお手伝いしています。

特殊診療施設

  • 臨床研修指定病院
  • 卒後臨床研修評価認定施設
  • 病院機能評価認定施設
  • 開放型病院
  • 救急指定病院
  • NICU(新生児集中治療室)
  • MFICU(母体胎児集中治療室)
  • GCU(新生児回復治療室)
  • 地域周産期母子医療センター
  • 院内助産院

学会認定(産婦人科・小児科)

  • 日本小児科学会小児科専門医研修施設
  • 日本周産期・新生児医学会新生児基幹研修施設
  • 日本乳がん学会認定医
  • 専門医制度関連施設
  • 日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設
  • 日本周産期・新生児医学会母体
  • 胎児専門医基幹研修施設
実績

自然なお産、助産師と院内助産院

あなたが望む自然なお産、助産師といっしょに。

病気ではないけれど、お産は女性の心身に影響する一大事。院内助産院は、助産師がていねいで親身な指導や健診を続けながら、分娩、産後まで寄り添い支援するシステムです。専任助産師のサポートやアドバイスを参考に、ご自分らしいお産をなさってください。異常があればすぐに医師が対応する体制となっています。もちろん途中変更も可能です。

院内助産院について

安全安心の医療で24時間体制でサポート

周産期を安全安心の医療でサポート

地域の方の分娩はもちろん、大阪府周産期医療システム(大阪府産科婦人科相互援助システムOGCS)の準基幹病院として母体胎児集中治療室(MFICU、6床)、新生児集中治療室 NICU 15床、GCU 15床)を備え、新生児部門の小児科医師と密接な協力体制をとり、大阪府下および兵庫県下から母体搬送と呼ばれる他施設からの「集中治療が必要な妊婦さん」を多数受け入れています。

NICU/GCUについて

NICU(新生児集中治療室)15床

GCU(新生児回復治療室)15床

NICU15床、GCU15床を備えています。妊娠22週(出生体重400g)の超早産児から対応可能です。また出生週数に関係なく、呼吸障害や新生児仮死など対応が必要な場合には小児科医師による立ち会い分娩や出生後早期からの新生児の治療を実施しています。

小児科/新生児科ページ

母体胎児集中治療室(MFICU)

MFICU(Maternal Fetal Intensive Care Unit)とは、切迫早産、前置胎盤、重症妊娠高血圧症候群、多胎妊娠、子宮筋腫合併妊娠、胎児発育不全、胎児奇形などハイリスク妊娠分娩管理を必要とする設備と医療スタッフを備えた集中治療室のことです。当院ではMFICU6床を備え、様々なハイリスク症例に対応しています。

救急外来(時間外診療)

周産期を安全安心の医療でサポート

時間外診療は、救急を要する患者さまに対する治療を目的としており、いわゆる夜間診療ではありません。従って、検査や投薬などが限られます。根本的治療や精査をご希望の場合は、通常の外来診療にお越し下さい(検査は緊急検査のみ、投薬は原則1日分のみ)。

救急外来においても、救急外来患者さまの重複や分娩や緊急手術などの病棟処置などによりお待たせすることがあります。救急外来受診には、まず電話でご連絡をお願い申し上げます。

救急受診で多く見られる症例

月経困難症(月経時痛)

産婦人科で救急受診の中で最も多く、救急搬送による受診の場合でも到着時には自然軽快していることも多くみられます。月経初日あるいは2日目の下腹部痛の場合には①早めに鎮痛薬を服用する②鎮痛薬服用後しばらく(1時間程度)経過をみるなどしてみましょう。また、毎回月経時痛が強い場合は、①鎮痛薬の定期使用②漢方薬③低用量ピルなどで対応可能な場合も多くあります。また子宮筋腫や子宮内膜症などの基礎疾患がある場合もありますので、診療時間内に受診し相談しておくことで、救急受診を避けられる可能性も十分にあります。

切迫流産

2番目に多く見られます。子宮内に胎嚢(胎児の袋)があり、妊娠初期に性器出血がある状態をまとめて切迫流産と言います。下腹部痛の有無は関係ありません。特に妊娠12週までに多くみられますが、必ずしも流産になるとは限りません。流産の原因は様々ですが、胎児自身の異常(染色体異常など)が最も多いとされています。特に、妊娠12週未満の切迫流産に対して、流産予防効果が証明された薬物療法は存在せず、安静が有効であるという証拠もありません。絨毛膜下血腫(子宮内に血液の塊ができる状態)がある場合にはベッド上安静が有効という報告もあります。
これらのことから軽度の切迫流産兆候(性器出血)を認めた場合には、外来診療時間外に受診する効果は少なく、次回外来時間に受診することが日本産婦人科学会産科診療ガイドライン2011において勧められています。

切迫早産

妊娠22週-36週に子宮収縮や性器出血、子宮頚管長の短縮などが見られる場合を総称して切迫早産と呼びます。必ずしも分娩(早産)に結びつくものばかりではありません。お腹のはりが強くなったり性器出血や破水感のある場合、胎動減少がある場合には病院にご連絡ください。診察の結果、緊急入院が必要となる場合もあります。また当院以外に通院中の方は、まずかかりつけ医にご連絡下さい。

子宮内膜炎、付属器炎、骨盤腹膜炎

経腟的な感染より子宮・付属器(卵巣・卵管)・腹膜に炎症を起こしている状態です。経腟的感染のため、おりものが多く臭いが気になることがあります。重症化すると入院が必要になることもあります。クラミジア・淋菌なども原因菌となることが多く、検査を受けた方がよいでしょう。当院では時間外に腟分泌検査はできないため、外来診療時間に受診することをお勧めします。

異所性妊娠(子宮外妊娠)

本来受精すべき場所(子宮内腔)とは異なる場所に妊娠した場合です。突然の下腹部痛が出現し発症する場合や、徐々に疼痛が強くなる場合など、痛みの出現の仕方は様々です。着床場所としては、卵管が最も多く異所性妊娠の90%以上を占めます。異所性妊娠が破裂すると腹腔内に多量の出血が生じ、輸血や緊急手術が必要となります。

卵巣腫瘍茎捻転

卵巣に生じた腫瘍がねじれることで、下腹部痛が出現します。ねじれが強い場合は、卵巣が壊死してしまいます。ねじれを解除しなければ疼痛が治まらず、緊急手術が必要となることが有ります。

避妊の失敗について

避妊に失敗した場合(腟内射精、コンドームの破損など)の腟洗浄には避妊効果はありませんので実施いたしません。またアフターピルは時間外診療では処方出来ませんので、通常外来診察にお越し下さい。但し、アフターピルでの避妊効果は100%ではないことと自費診療になることをご了解ください。

関連リンク 救急診療実績