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診療センター / 消化器内視鏡センター

消化器内視鏡センターとは

専任のスタッフによるサポート

内視鏡センターでは、内視鏡技師の資格を取得した看護師が8名います。胃カメラ検査時の咽頭麻酔を工夫したり、検査中の「タッチング」を常に心がけ、検査中の苦痛の軽減につとめています。

また夜間の緊急内視鏡処置を行う際にも常に介助に入り、重症患者の処置も安全に行えるよう対応しています。病棟看護師や新人看護師にも、内視鏡処置・看護についての教育・指導を行い、病院全体での消化器・内視鏡診療のレベルアップに貢献しています。

多種多様な内視鏡検査に対応

内視鏡検査は内視鏡技術が重要なのはもちろんですが、検査の精度をより一層高めるためには最新の機器を使用することも重要です。当センターでは通常の内視鏡機器だけでなく、小腸バルーン内視鏡やカプセル内視鏡、胆膵疾患の処置に使用する胆道鏡や電気水圧衝撃波結石破砕装置(EHL)といった特殊内視鏡機器も備えています。

また膵石治療には体外衝撃結石破砕術(ESWL)も行なっています。当院では多くの内視鏡関連処置に対応できるよう常に最新の機器を導入するように取り組んでおり、そうした機器を使いこなす内視鏡技術を常に磨いています。

完全個室によるプライバシー保護

全ての内視鏡検査室は完全個室となっており、患者さまのプライバシーの保護に配慮しています。完全個室化した中でも、各検査室の状況が把握できるようナースステーションと内視鏡カンファレンス室に集中モニターを設置し、検査室内のスタッフだけでなく内視鏡指導医やリーダー看護師が全ての検査の安全管理につとめています。
また内視鏡センター看護師はマイクとイヤホンを備えたインカム装置を装着しており、検査の介助中でもスタッフ間の連携や迅速な応援要請が可能であり、安全に内視鏡診療が提供できるようフロアスタッフ全員でバックアップしています。

24時間体制で消化器救急に対応

当院では24時間体制で消化器系救急疾患に対応しており、夜間・休日も緊急内視鏡処置を行なっています。また内視鏡介助が可能な看護師を夜間救急にも配備し、夜間でも迅速かつ安全に内視鏡処置が行える体制を整えています。

オープン検査での注意点

内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ・超音波内視鏡検査)は、当院以外の医療機関から検査予約が可能なオープン検査に対応しています。検査予約のためにわざわざ当院を受診する必要がありません。
※大腸カメラに関しては、検査前処置として服用する下剤をお渡しする必要がありますので、事前にご来院いただく必要があります。詳しい服用方法などについては、前処置薬を取りに来られた際に説明いたします。

検査結果はかかりつけの先生のもとへ郵送いたしますので、かかりつけの先生から検査結果の説明を受けることができ、かかりつけの先生のもとで検査結果の集約・履歴管理が可能です。各種検査の説明書・同意書はかかりつけの先生から渡していただきますので、注意事項について検査当日までによくお読みになってご来院ください。特に検査当日の絶食・水分摂取や、大腸カメラ前の下剤の服用方法、大腸カメラの検査中にポリープが見つかった場合の内視鏡切除の可否・検査料金についてはよく質問をいただきますので、説明書をよくお読みいただき、ご不明な点についてはお気軽にお問い合わせください。

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