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2020.08.24

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査・治療について|耳鼻咽喉科

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査と治療を行っています

ここがポイント

  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

    睡眠時無呼吸症候群(SAS)は睡眠時だけでなく日中でも様々な症状を引き起こす病気です。

  • 終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査と治療について

    1泊2日でSASの精密検査(終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査)、治療としてCPAP療法や外科的治療も行っています。

1睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状から検査・治療まで

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状から検査・治療まで

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは睡眠中に無呼吸を繰り返すことで、様々な症状を引き起こす病気です。

症状として、習慣性の大きないびき、日中の過度の眠気、起床時の頭痛などあげられます。

日中の眠気は、仕事の作業効率低下や居眠り運転事故を引き起こす社会的な問題となっています。また、睡眠時の無呼吸は心臓に負担をかけるため、高血圧、心筋梗塞、脳血管障害などの合併症を発症する確率が高くなります。

 

 

終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査について

耳鼻咽喉科では2019年1月からSASの精密検査(終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査)を行っています。

PSG検査とは、簡易検査の結果でより詳しい確定診断が必要とされた場合に行う1泊2日の入院検査です。多くのセンサーを体につけますが、一晩寝ている間に検査は終了します。

 

検査の結果、患者さんの状態に合わせて治療方法を選択します。代表的な治療として、CPAP療法、外科的治療があります。

 

 

治療について

・CPAP療法

鼻に装着したマスクから空気を送り込むことで、ある一定の圧力を気道にかけて、気道が塞がらないようにします。検査で一定の基準を満たせば健康保険の適応になり、患者さんは装置をレンタルして自宅で使用していただきます。

 

・外科的治療

睡眠時無呼吸の原因が咽頭疾患(扁桃肥大、アデノイド肥大)、鼻腔疾患(鼻中隔湾曲症、副鼻腔炎)であれば、手術により改善を期待できます。

 

 

SASを疑う症状がありましたら、耳鼻咽喉科外来でご相談ください。

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