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診療部 ー 糖尿病内分泌内科

糖尿病教室について

糖尿病教室について

糖尿病教室とは

当院では毎週月曜日―金曜日(休日は除く)の11時―11時30分、6Fデイルームで、以下の日程で糖尿病教室を開催しております。参加自由ですので気軽におこしください。

糖尿病教室 実施日 毎週月-金曜日(祝日は除く)
11:00~11:30
実施場所 6階病棟 デイルーム
曜日 開催内容 担当者
月曜 くすりについて 薬剤師
火曜 糖尿病について 医師
第1,3,5水曜 運動について 理学療法士
第2,4水曜 合併症と検査について 臨床検査技師
木曜 シックデイ・フットケアについて 看護師
金曜 食事について 栄養管理士

糖尿病教育(体験)入院について

糖尿病の治療は基本的には外来治療です(昏睡など非常な高血糖の場合には緊急入院治療が必要)が、糖尿病の一般的知識を理解、整理してもらったり、食事のカロリー計算や、自己血糖測定、インスリン自己注射などを覚えていただいたり、合併症の有無や程度を詳しく検査するには短期間の入院が望ましいと思われます(とくに食事の量、内容をよくわかっていただくために)、通常7日程度ですが、もっと短期間でも可能ですので主治医にご相談ください。

糖尿病について

糖尿病についての全体的なお話しをさせていただきます。なぜ糖尿病が発症してしまうのか、どのような症状がみられるのか、どのような治療法があるのかについてわかりやすく説明させていただきます。

くすりについて

血糖値を下げる薬にもたくさんの種類があり、それぞれに特徴があります。なぜ食前に飲むお薬があるのかなど、お薬の特徴や作用・副作用のお話、また日常生活での注意点などを交え、薬を使用する上で知ってほしいポイントなどを中心にお話ししています。
また、低血糖と対処法についてもお話しし、糖尿病患者用IDカード等の配布も行っています。

運動について

運動に関してはパンフレットを使用して担当理学療法士がその人に合った運動の方法をご提示いたします。日々の生活習慣での取り入れ方や運動に関する疑問点など運動についてわからないことがあればお伺いいたします。
また担当療法士と一緒に有酸素運動や筋力トレーニングをしてもらいながら負荷や頻度の調整も行っていきます。

検査について

糖尿病には特有の合併症があり、また動脈硬化が進行します。網膜症の診断には眼底検査が必須です。腎症の早期発見のためには尿中アルブミンの測定が有用であり、神経障害の検査としては簡便な振動覚検査やアキレス腱反射、また詳しい検査として神経伝導速度の検査があります。動脈硬化症の検査としては頸動脈エコー、足関節上腕血圧比(ABI)や脈波伝播速度(PWV)などがあります。これらの検査についてわかりやすく説明させていただきます。

合併症とシックデイ・フットケアについて

看護師からは患者様に安心して日常生活を過ごしていただけるように講義をしています。
シックデイ(発熱・下痢・嘔吐などで食事が摂取出来ないとき)では、血糖値が大きく乱れることがあるため、対応方法や受診のタイミングについて詳しく説明しています。また、フットケアの講義では、糖尿病と足の関係性・フットケアの重要性や実際のケアの方法について、パンフレットを用いて話をしています。参加された方と意見交換を行いながら和やかな雰囲気で教室を開催しています。

食事について

糖尿病の治療において、食事療法は大切です。
当院では管理栄養士が個別栄養指導や集団栄養指導で、食事療法についてご説明させていただきます。 個別栄養指導では患者さまが食事療法を実施できるよう、食事量・調理方法・外食の選び方など、それぞれのライフスタイルに合わせた内容を個別で説明しております。個別栄養指導は外来・入院ともに実施しております。
集団栄養指導では①食事療法の基本、②外食・嗜好品についての応用編の2回シリーズで実施し、フードモデルを用いたり、患者さまにも参加頂くゲームなどもあり、楽しくわかりやすく学べる内容となっております。
ご希望のある方は主治医又は管理栄養士にお申し出下さい。