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診療部 ― 整形外科

変形性膝関節症の治療

変形性膝関節症の治療

膝の関節軟骨がすり減ることにより、関節の変形(多くの方ではO脚となります)を来した状態です。初期の段階では、動き始めに膝周囲に痛みを感じますが、動き始めると痛みはあまり感じません。また階段を上るときはあまり痛みを感じませんが、階段を降りる時や坂道を下る時には膝周囲に痛みを感じます。病期の進行に伴いどんな時も痛みを感じるようになるとともに、膝が十分に伸びなくなり、膝の上が腫れぼったくなることもあります。

検査方法

診察では膝関節の状態をさわったり、動かしたりして調べ、必要に応じて超音波(エコー)検査を行います。レントゲン撮影やMRI撮影を行い、確定診断します。

治療方法

治療としては、湿布などの外用薬や炎症を抑えて痛みを軽減する内服薬のほかに関節軟骨の保護薬であるヒアルロン酸の関節内注射などを行う薬物療法、膝周囲の筋力トレーニングなどを行う理学療法、そして人工膝関節置換術などを行う手術療法があります。当院では人工関節置換術において、より安全に、より正確な手術を実現する為、先進医療の「ナビゲーションシステム」を導入しています。

関連リンク
人工関節手術について