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診療部 ー 循環器内科

診療内容

主な診療内容・症状

胸が痛い(胸痛)

狭心症、心筋梗塞の一般的な症状ですが、急性大動脈解離、肺塞栓症、心膜炎、不整脈、呼吸器疾患(胸膜炎や自然気胸)、消化器疾患(逆流性食道炎や胃潰瘍)、肋間神経痛、肋骨骨折、ストレスなどさまざまな原因があります。一般に狭心症の場合持続は2-3分で前胸部が圧迫されるような痛みです。心筋梗塞になると20分以上さらに強い症状が続きます。他の病気でも胸痛を来たすことはありますが、狭心症、心筋梗塞が頻度的にみても重症度でみても重要ですので、まず循環器内科を受診してください。

息苦しい(呼吸困難)

心不全の症状ですが、喘息や肺気腫など呼吸器疾患の多くも同様ですので区別は難しいです。足のむくみを伴う場合は心不全のことが多いでしょう。咳は心不全の場合あまり認めません。一般に心不全というのは心臓病のかなり進んだ症状ですので、放置せずに早く受診されるのが賢明です。

動悸がする(心臓がドキドキする)

不整脈の一般的症状ですが、狭心症や心不全、高血圧の場合もあります。動悸には脈が速くなる場合と、脈が飛ぶ場合、脈が強く打つ場合があります。

めまい、失神

これは重症の不整脈の症状ですが、脳や耳(内耳)の病気とまぎらわしいことがあります。不整脈の場合一時的で後に異常を残さないことが多いです。倒れて怪我をする場合や、車の運転中などは特に問題となりますので、すぐに循環器内科を受診してください。

歩くと足が痛む

下肢の末梢動脈疾患の症状ですが、脊柱管狭窄症など整形外科疾患の場合もあります。休んで治ることが多いですが、虚血性心疾患など他の病気も合併していることが多いですので、一度循環器内科を受診してください。

実績

侵襲的検査、治療 ※2023年度

冠動脈造影 153件
冠動脈インターベンション(冠動脈のカテーテル治療) 67件
末梢血管インターベンション(末梢血管のカテーテル治療) 10件
心臓電気生理学的検査/カテーテルアブレーション 24件
ペースメーカー 15件

年間多くのカテーテル検査と冠動脈インターベンション(PCI)を行っています。また、急性心筋梗塞や不安定狭心症の救急患者さんには、24時間緊急での冠動脈インターベンションを行っております。可能な限り手首の動脈から穿刺し、患者さんの負担を減らすようにしています。治療用ステントは、薬剤コーティングステント(DES)の使用が増え、再狭窄も極めて少なくなりました。ただ最近は高齢者、糖尿病、透析の患者さんの比率が増加し、複雑な病変が増えています。また、末梢動脈疾患の合併例も多く、下肢動脈に対するカテーテル治療(EVT)も増加しています。さらに、徐脈性不整脈に対し人工ペースメーカー植え込み術も行っています。治療実績は上記の通りです。

担当医表

時間 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜
午前 尾崎

藤岡(隔週)
濱田 尾崎 松森

好木
二宮
午後 13時半~
好木
- - 14時~16時
尾崎/二宮
(隔週交代)
ペースメーカーチェック
(2.4週)

医師・スタッフ紹介

副院長尾崎 正憲

専門分野

循環器全般、虚血性心疾患(PCI)、心不全

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本循環器学会
  • 日本心血管インターベンション治療学会
  • 日本心臓リハビリテーション学会
  • 日本病院総合診療医学会

資格など

  • 日本循環器学会認定循環器専門医
  • 日本内科学会認定総合内科専門医
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本病院総合診療医学会認定医
  • 日本内科学会認定教育施設指導医

医長濱田 晶子

専門分野

循環器全般、虚血性心疾患(PCI)、心血管インターベンション

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本循環器学会

資格など

  • 日本循環器学会認定循環器専門医
  • 日本内科学会認定総合内科専門医
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本内科学会認定教育施設指導医

専攻医好木 康明

専門分野

循環器内科

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本循環器学会

資格など

  • 日本心臓核医学会 地域別教育研修会 受講
  • 日本医師会ACLS(二次救命処置)研修 修了
  • 神戸赤十字病院2022年度医療倫理研修 修了
  • 公益社団法人 全日本病院協会 「AJHAa1801_向精神薬の適正使用に係る研修」 修了