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診療サポート部門 ー 放射線科

患者さまへ

最新のCT、MRI装置を導入

当院では最新のCT装置(320列CT、80列CT)と最新のMRI装置(3.0T MRI、1.5T MRI)を導入しました。それらの装置は救急センターのすぐ向かい側に配置され、救急患者や緊急時には素早く検査をして迅速な治療へと繋がるよう対応しております。
最新の技術、最新の画像を各診療科に提供できるようになり、病変の早期発見に役立っています。今後も地域医療に貢献すべく質の高い医療をめざします。

安心して検査を受けられる、環境づくり

放射線科の検査室は「暗い、怖い、痛い」と言うイメージがあるかと思います。 それらを少しでも解消するために、MRI検査室には検査ストレスを解消するためのバーチャル照明を導入し、静音技術で音楽を聴きながらリラックスして検査が受けられるようになりました。マンモグラフィー検査では優しく乳房(乳腺)全体にフィットすることで圧力を分散できる圧迫板の採用や一般撮影装置の全てにおいて最新の高感度フラットパネルシステムを導入し、被ばく線量の低減にも努めているなど、安心して検査を受けられる、環境づくりを目指しております。

大阪市西淀川区で唯一、核医学検査が可能

核医学検査は、医療用に作られたガンマ線を発生する薬剤を注射します。薬剤が目的臓器に集まり発生したガンマ線をRI検査用装置のカメラで集めて画像にします。RI装置からはX線は出ていません。 画像はもちろんですが、臓器の血流状態や代謝機能、また画像を数値化し、健常者の値と比較する事もできます。検査は動かないで力を抜きリラックスした状態で検査台に寝てもらいます。薬による副作用などもほとんど見られません。

全検査完全予約制 当日しか使用できない高価な薬を準備するため
検査時間 30分~1時間(検査により2回撮影あり)
前処置 食事制限、検査直前の飲水、排尿など

■主な検査と目的

脳血流シンチ アルツハイマー型認知症、脳血管障害など
心筋シンチ 心臓の筋肉の血流状態(狭心症、心筋梗塞など)
甲状腺シンチ 甲状腺機能亢進・低下、甲状腺腫瘍など
腎レノグラム 腎機能の評価(左右別々に評価)
骨シンチ 全身の骨の状態を把握(骨折、骨転移など)

専門資格や認定免許を取得した放射線技師が対応

マンモグラフィ検査では、認定資格を持った女性技師が対応

放射線科では、よりよい医療を提供するため、多数の資格・認定を持った診療放射線技師が患者さんの対応をしています。詳しくはスタッフ紹介ページをご覧ください。 各資格・認定の詳細については認定機構等のウェブページなどを参照してください。

関連リンク 医師・スタッフ紹介

各種検査方法

一般撮影検査

エックス線は体を通り抜ける性質があり、X線が透過しやすいもの(空気など)は黒く、透過しにくいもの(骨など)は白く写ります。
この差をフィルムに写したものがエックス線写真です。この写真から、骨や関節の状態(骨折など)、肺やお腹の中(ガスなど)の様子を知ることができます。検査時間も比較的短く、最も多く行われている検査です。

検査所要時間

5~15分程度

撮影時の服装について

検査着に着替えて頂く事もありますので、更衣しやすい服装で来院して下さい。
また検査着を用意していますのでご安心ください。

検査時の注意事項

  • 撮影部位に入る金属類、湿布、ボタン等は外して頂きます。
  • 撮影部位によっては検査着に着替えて頂く場合があります。また、画像上支障となる飾り等の付いた衣類も着替えて頂く場合があります。
  • 妊娠またはその可能性がある場合には事前に技師まで申し出て下さい。
  • 検査によっては立って行うものもあります。気分が悪い場合や立ちくらみがするなど、当日体調不良のある方はお伝えください。
  • 撮影室には指示があるまで入室しないで下さい。

CT検査

CTとはComputed Tomography:コンピュータ断層撮影法の略であり、CT検査はエックス線を使って身体の断面を撮影する検査です。体内の様々な病巣を発見することができますが、特に心臓、大動脈、気管支・肺などの胸部、肝臓、腎臓などの腹部の病変に関しては、優れた描出能が知られています。
当院は2017年7月の移転開設に伴い、320列CTと80列CTの2台体制になりました。これにより待ち時間が大幅に短縮されたことと、緊急時の撮影も素早く対応できるようになりました。特に320列CTは最大16センチメートルの範囲を一回転で、撮影することが可能です。動くお子さんの頭部撮影や頭部血管や不整脈のある心臓CTに対して素早く撮影出来るため大変有効です。また新たに搭載された金属アーチファクト低減技術”SEMAR”を適用することで、今まで見えなかった金属部分も観察可能になりました。

検査所要時間

10〜20分程度

検査時の注意事項

  • 妊娠している、または妊娠の可能性がある方はお申し出ください。
  • 検査着に着替えて頂く事もありますので、更衣しやすい服装で来院して下さい。
  • 検査が午前中の方は朝食を、午後の方は昼食を食べないで下さい。但し水分は摂取されても結構です。内服薬は主治医に相談して下さい。
  • 口紅やマニュキア等は、副作用出現時に観察の妨げになりますので、できればご遠慮下さい。

検査前にお知らせください

  • 造影剤を使用して気分が悪くなった事がある
  • 喘息と言われた事がある
  • アレルギー体質である
  • 甲状腺疾患や、重篤な肝疾患・腎疾患と言われた事がある
  • 糖尿病の薬を現在服用しているなど
  • 妊娠している、または妊娠の可能性がある

MRI検査

MRIは大きな磁石による“ 強い磁場”とFMラジオに使われているような“電波”を使って画像を得ます。そのため、MRIは放射線による被ばくがなく、小児や健常な方も安心して検査を受けることができます。
しかし、強い磁場を使っているため、CTには見られないMRIならではの制限や注意事項があります。(検査時の注意事項をご確認ください)MRI画像は優れた画像コントラストが得られ、骨や空気による悪影響がないため、脳や脊髄などを鮮明に診断できます。縦、横、斜め方向の断面も得られるため理解がしやすく、3次元の画像も得意です。
また造影剤を使わずに、あるいは最小限の造影剤量で大きな血管に関する情報が容易に得られます。

検査所要時間

30〜50分程度

検査時の注意事項

  • 検査室に持ち込めないもの

    金属類 時計・メガネ・アクセサリー・ピン・携帯電話・補聴器・鍵など
    磁気カード キャッシュカード・診察券・駐車券・定期券など
    その他 カイロ・ニトロダーム・ニコチネル・湿布・金銭など
  • 瞳の色を変えるカラーコンタクトレンズは素材に金属が用いられている場合があります。角膜に傷を付けるおそれがありますので必ず取り外して下さい。
  • 入れ墨は火傷をする可能性があります
  • 子供(低年齢)の患者さまは眠っている状態で検査を行う場合があります。

次のような方はMRI検査が出来ません

  • 心臓ペースメーカーを使用している方(MRI対応型のものは相談)
  • 人工内耳を埋め込まれている方
  • 素材が不明な脳動脈クリップのある方(素材によって検査可能)
  • 金属の心臓人工弁を埋め込んでいる方
  • 歯根部に磁石を埋め込んでいるタイプの入れ歯の方
  • 金属の義眼底の方

次のような方は検査が受けられない場合があります

  • 閉所恐怖症の方またはその傾向のある方
  • 妊娠中または妊娠の可能性のある方(原則)
  • 30分程度静止することが出来ない方
  • 血管ステント留置術を4週間以内に受けられた方
  • 体内に金属がある方

乳房撮影検査(マンモグラフィー)

撮影は、認定資格を持った女性技師が対応していますので、安心して検査を受けていただけます。
我慢できないほど痛い場合は、遠慮せずに伝えてください。

マンモグラフィは、X線を用いて、左右の乳房を上下方向と斜め方向から撮影する検査方法です。乳房は立体的なので、そのまま撮影したのでは、乳腺や脂肪、血管などが重なって写り、しこりがあっても映し出されません。そのため、乳房をできるだけ薄くして撮影することが必要になります。乳房の厚みを薄くすれば、放射線の被ばく量を少なくすることにもつながります。また、体をこわばらせたり、体が引けたりすると、乳房が十分に圧迫できず、必要な範囲が映らなくなり、検査の精度が低くなってしまいます。信頼できるいい画像を残せるよう、リラックスして検査を受けてみましょう。

さらに、3Dマンモグラフィの機能が追加されました。1回の圧迫時間は20秒ほどです。X線管球の角度を変化させてX線を曝射しデータ収集することで、1mmごとの乳房断面像を得ることができます。この機能によって、今まで重なりあってわからなかったものが描出できたり、重なって病変に見えていたものが正常であるとわかるようになります。

検査所要時間

15分程度

検査時の注意事項

  • 乳房から脇にかけては、絆創膏、湿布薬等を貼らないようにして下さい。
  • 制汗スプレー、パウダー等は付けないで来て下さい。(スプレーやパウダーに含まれる成分が病気に似た陰影に写ることがあります。)
  • 豊胸術(シリコン挿入・脂肪、ヒアルロン酸注入等)をされている方や胸部の手術(バイパス手術後・ペースメーカ・シャントチューブ・ポート等の挿入)をされた方は技師に申し出てください。
  • 妊娠中および妊娠の疑いのある方は事前に医師や診療放射線技師に相談してください。

骨密度測定検査

骨密度測定とは、骨の中にあるカルシウム・マグネシウムなどのミネラル成分が、どのくらいの量あるのかを計測するものです。このミネラル成分が不足してくると、骨がもろくなり、骨折しやすくなります。高齢者では治りが遅いため、骨折がもとで寝たきりになってしまう人も少なくありません。ですから骨密度を測定することは、中高年以上の女性に多くみられる骨粗鬆症の早期発見、治療効果の判定などにも、非常に重要です。

検査所要時間

20分程度

検査時の注意事項

  • 計測に影響を及ぼす場合がある為、検査前に検査着に着替えていただくことがあります。
  • 腰椎や股関節(大腿骨頚部)に人工骨頭などの体内金属がある場合には、測定部位を変更したり計測が行えないことがありますので事前にお知らせください。
  • 検査のときに障害になる可能性のあるもの(ボタン・金属〈ブラジャーなど〉カイロ・湿布薬・磁石 など)は外していただきます。
  • 過去7日以内にバリウム系・ヨード系造影剤の検査をした方。
  • 過去2日以内にガドリニウム系造影剤の検査をした方。
  • ホスレノール(高リン酸血症の治療薬)を飲んでいる方。
  • 妊娠またはその可能性がある方。

X線TV検査

X線テレビ装置を用いて主に咽頭、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸等の消化管の検査のみでなく内視鏡や超音波装置も併用し様々な検査や治療を行います。

検査所要時間

30分〜1時間程度

検査時の注意事項

  • 撮影部位に入る金属類、湿布、ボタン等は外して頂きます。
  • 撮影部位によっては検査着に着替えて頂く場合があります。また、画像上支障となる飾り等の付いた衣類も着替えて頂く場合があります。
  • 妊娠またはその可能性がある場合には事前に技師まで申し出て下さい。
  • バリウム系・ヨード系造影剤のアレルギーがある方は検査をできないことがあります。

血管造影検査

血管撮影検査はAngio撮影(アンギオ撮影)とも呼ばれ血管撮影検査は足の付け根(大腿動脈)、肘(上腕動脈)、手首(橈骨動脈)などの動脈から細い管(カテーテル)を挿入して行います。透視画像(X線)を見ながら目的の血管までカテーテルを進めていき、造影剤を注入して撮影することで、血管の走行や状態、腫瘍の染まりなどが分かる検査です。 撮影時は急速に造影剤を注入するために、身体が熱く感じることがあります。

以下のような病気に対しての診断や治療を目的とします。

血管性の病気 動脈瘤・脳梗塞・心筋梗塞・動脈や静脈の狭窄・消化管などからの
出血など
腫瘍性の病気 脳腫瘍・肝細胞がん・その他臓器の腫瘍やがんなど

検査所要時間

検査の目的と内容にもよりますが、1時間~2時間程度です。

検査時の注意事項

次項に該当する方は、検査ができない場合があります。事前に医師とご相談ください。

  • 妊娠中、または妊娠の可能性がある方
  • 過去にヨード系造影剤に対するアレルギーがあった方
  • 喘息と言われたことがある方
  • アレルギー体質や、アレルギーの病気がある方
  • ヨード過敏症の方
  • 腎臓の働きが悪い方
  • 経口糖尿病薬(ビグアナイド系)を飲まれている方

RI検査(核医学検査)

核医学検査は、人工的に作られた微量の放射性物質を含んだ薬(放射性医薬品)を用いて行う検査です。RI検査(核医学検査)の特徴は、“心臓を検査する薬”や“全身の骨を検査する薬”等のように、体内へ投与された検査薬は目的とする臓器に自然に取り込まれ、そこから微量の放射線を出します。その体内分布を体外から専用の撮影装置(ガンマ・カメラ)で検出し、画像や計数値としてとらえ、病気の有無や病態の把握のための診断を行います。また、血流量や代謝機能など、形態診断のみでなく各臓器の機能を診断することも可能な検査です。

検査方法

核医学検査には脳、甲状腺、心臓、肝臓、骨など臓器別に多くの種類があり、検査によって用いる薬が異なります。検査内容によって、目的臓器へ薬が集まる時間は、数分から数日までと異なります。そのため、注射後は検査待ち時間や後日に検査する場合もありますので予約時におたずねください。

安全性について

核医学検査は安全な検査です。体内に入った放射性医薬品から出る放射線は極めて微量で、通常のX線検査の量と同程度のため、患者さまや周辺の方への影響について心配はありません。薬自体の放射線量は時間とともに減少し、各臓器に取り込まれた薬は尿や便として排泄されるため、後々まで放射線の影響が出ることはありません。

検査時の注意事項

  • 検査内容によって目的臓器へ薬の集積時間が異なります。そのため注射後、検査待ち時間や後日に検査する場合もありますので予約時にお聞き下さい。
  • RI検査はすべて予約制です。検査の予約日にあわせて使用する薬を注文し、検査当日に配送された薬を使用して検査を行います。
  • 妊娠の可能性のある方は、予約の際に妊娠の可能性の有無を主治医にお知らせください。
  • 授乳中の女性の方は、主治医にお申し出下さい。
  • 子供(低年齢)の患者さまの場合には眠っている状態で検査を行います。(授乳だけで眠らないときは軽いお薬を使うこともあります。)
  • 当日しか使えない高価な薬を準備致しますので、予約日に検査出来ない方は、すみやかに放射線科へ連絡してください。(検査前日、午後5時までにお願いします。)

超音波検査

超音波を用いて体内の画像情報を得て、各臓器に異常がないかを調べます。体表に検査用のゼリーを塗り、直接探触子を当てて検査を行います。肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、脾臓、子宮、卵巣、膀胱、虫垂、甲状腺、乳房などが検査の対象になります。X線被曝がなく、より安全な検査です。

検査所要時間

5~15分程度

検査時の注意事項

  • 腹部の検査を受ける場合には、検査前1食は絶食となります。午後の検査の場合、昼食をそれぞれ抜いて頂きます。腹部の検査のみの場合には、水やお茶を少し摂って頂いても構いません。(但し、胆のう等の検査に影響しますので乳製品は、絶対に摂らないで下さい。)
  • 女性の方は、ワンピース、ガードル、ボディースーツの着用は避けてください(上下分かれた服装が便利です)
  • ズボン、スカートは、下着と一緒に腰骨の位置まで下げます。上半身は、胸の下まで捲り上げ、腹部が観察できるように準備していただきます。
  • 腹部にゼリーを塗り、プローブをあてながら肝臓・胆嚢・腎臓・膵臓・脾臓、膀胱、前立腺などを観察していきます。
  • 検査中、観察しやすくするためプローブを押し当てたり、体の向きを変えさせていただきます。

医師・スタッフ紹介

■医師紹介

主任部長田中 豊

専門分野

画像診断

資格など

  • 日本医学放射線学会認定放射線診断専門医
  • 日本医学放射線学会研修指導者
  • 日本消化器がん検診学会認定医

部長前田 哲雄

専門分野

画像診断

資格など

  • 日本医学放射線学会認定放射線診断専門医

■技師紹介

科長田中 寛人

資格など

  • アドバンス放射線技師格
  • X線CT認定技師
  • 検診マンモグラフィ精度管理・撮影技術認定
  • 救急撮影認定技師

主任目黒 雅一

主任久保 伸平

資格など

  • アドバンス放射線技師格
  • 胃がん検診専門技師
  • 超音波検査士(消化器)
  • 放射線機器管理士

副主任坪田 明

副主任田中 大也

資格など

  • 超音波検査士(消化器)
  • 検診マンモグラフィ精度管理・撮影技術認定

副主任伊東 直博

資格など

  • 磁気共鳴専門技術者

■各種資格・認定技師一覧

第1種放射線取扱主任者 3名
検診マンモグラフィ精度管理・撮影技術認定 8名
胃がん検診専門技師 1名
救急撮影認定技師 1名
超音波検査士(消化器) 2名
放射線機器管理士 1名
アドバンス放射線技師格 2名
X線CT認定技師 1名
磁気共鳴専門技術者 1名