「安心と安全を未来に」繋ぐために
社会医療法人愛仁会 千船病院のホームページにお越し戴きありがとうございます。
1958年に医療法人愛仁会千船診療所として阪神電車梅田線「千船駅」前に創立され、1966年に千船病院を開院、2017年に阪神電車なんば線「福駅」前に移転、2023年に地域医療連携推進法人の制度に則り、16床を増床し、許可病床数は308床になりました。東を淀川、西を神崎川、南を海に囲まれ、地域完結型医療が望まれる西淀川区で、当院は専門化・高度化された医療に対応できる急性期病院としての役割を果たしていきます。
地域医療支援病院
地域完結型医療を推進するため、地域の救急や紹介患者を積極的に受け入れ、地域連携部を中心に地域の医療・介護機関と密に連携し、急性期治療後の状態に合う医療・介護へと途切れることなく繋いでまいります。
大阪府地域周産期母子医療センター・大阪府小児地域医療センター
当院は6床のMFICU(母体胎児集中治療室)、15床のNICU(新生児集中治療室)を設置しており、年間分娩数は2,400件以上と大阪府1を誇ります。地域周産期母子医療センターとして産婦人科医29名と小児科医20名をはじめとするスタッフが緊密に連携をとり、ハイリスク妊産婦の妊娠・分娩管理、新生児の集中管理を行っています。
また、小児の救急疾患から慢性疾患まで、幅広い医療を提供する大阪市西部の小児地域医療センターとして、24時間体制で小児救急ならびに専門性の高い小児医療をおこなっています。
大阪府がん診療拠点病院
ロボット支援手術も含めた手術療法・内視鏡治療・薬物療法など先進的ながん治療を積極的におこなっています。ロボット支援手術の保険適用拡大もあり、昨年度は160件を超えました。さらに、緩和ケアの充実、在宅医療の支援も進めています。
次世代の育成
当院は臨床研修指定病院であるとともに、医学科・看護科・助産科・薬学科をはじめとする実習の受け入れ施設であり、多くの研修生、実習生が日々研鑽を積む教育医療機関でもあります。診療だけでなく学術活動においても全職種で積極的に活動し、職員一同が当院理念の「医療を通じての社会貢献」へ誠心誠意、注力しております。昨今、労働力の急激な減少が問題となっていますが、驚異的な速度で広がりを見せている生成AIを活用したDXの促進により、職員の働きやすい環境を整備しています。
その他
福駅高架化に伴う工事を契機に始めた西淀川区との共創事業、『幸福と健康』のまちづくりにも参画し、地域から選ばれる病院になっていきます。
地域の皆様には、あたたかいご支援、叱咤激励を宜しくお願い申し上げます。
2025年4月1日
愛仁会千船病院 院長 吉井勝彦