OPEN

CLOSE

当クリニックについて

特色

当クリニックについて

当クリニックは慢性腎臓病、人工透析を中心とするクリニックで、本院である千船病院の腎臓内科をはじめとする各専門診療科と緊密に連携を取りながら専門的な診療を提供するとともに慢性疾患を抱えた患者さま・ご家族さまと共に歩むクリニックでありたいと考えています。

慢性腎臓病とは

慢性的に腎臓の機能が低下していく腎臓の病気 (何らかの腎障害が3か月以上持続する状態)を指しますが、その原因は肥満、脂質異常症、高血圧、糖尿病などの生活習慣病、慢性腎炎など腎臓自体の病気、膠原病など全身性の様々な疾患など多岐にわたり、特に加齢、生活習慣が深くかかわるため、20歳以上の8人に1人はいると考えられており、新たな国民病ともいわれます。
初期には自覚症状がほとんどないため、放置すると進行してしまい人工透析や腎移植をしなければならなくなる可能性があります。

進行するとどんな症状が

慢性腎臓病が進行すると夜間の尿が増えたり、手足のむくみ、立ちくらみなどの貧血、疲れやすくなったり、息切れなどの症状がでてきます。この場合はかなり進行していますので、できるだけ早期に発見、治療する必要があります。
残念ながら放置される人も多く、腎臓の働きが相当悪くなり末期腎不全に至り人工透析や腎移植を必要とする方もまだまだ多くみられるのが現状です。
初期には自覚症状がありませんので、定期的な検診 (尿検査、血液検査) が大切です。
そこで尿たんぱくや血清クレアチニンの異常を指摘された場合は早めに受診してください。

腎臓内科・人工透析部門

当クリニックの診療内容

当クリニックでは次のような方の診察をします。

人工透析を受けておられる方のための、より優れた療養環境の実現を目指すことはもちろん、高血圧、糖尿病(予備軍)、 メタボリック症候群、慢性腎炎などの慢性腎臓病(CKD)への治療の充実を目指しています。

慢性腎臓病(CKD)について

慢性腎臓病(CKD)は初期には自覚症状がほとんどありません。以下のような症状が現れる時はかなりCKDが進行した状態です。

  • 夜間尿

  • むくみ

  • 貧血

  • 倦怠感

  • 息切れ

慢性腎臓病を患っておられる方は多く、この分野は医療の進歩も日進月歩で、新しい薬剤の開発も進んでいます。
このような最新の治療法を取り入れることは現在の医療にとって重要なことです。当クリニックは様々な学術活動を通じて常に新しい知識の取り込みを図っています。
また、当院は大学病院や製薬メーカーへの協力により、薬剤の効果確認や薬剤の開発のための研究に積極的に参加し、その効果を日々の医療に反映できるように常に最新の知見を取り入れております。
これらの研究参加については、外部委員も参加する千船病院の倫理委員会の厳格な審査のもとで行われております。

■腎臓内科部門

時間 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜
9:00-11:45
14:00-15:45

*完全予約制
*休診日:土曜、日曜、祝日、12/30~1/3

慢性腎臓病の初期段階から人工透析を必要としない保存期の患者さまに対して専門医による外来診療を行っております。

診察をご希望の方は、お電話でご予約いただくか、窓口にてご相談ください。
*キャッシュレス清算未対応。現金のみ。

■人工透析部門

人工透析を必要とする患者さまに対して安全で適切な透析医療を提供しております。
透析室のベッド数は、個室3床を含め43床あり、血液透析(HD)、オンラインHDF、長時間透析、レオカーナ®が対応可能となっています。より良い透析を目指して、透析監視装置等の医療機器の保守点検、日本透析医学会の「透析液水質基準」に則り、月1回定期検査を行い、厳重な水質管理を行っています。

人工透析 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜
祝日
午前 受付時間
8:00~
透析開始時間
8:30~
午後 受付時間
11:30~
透析開始時間
13:15~

*休診日:日曜、1月1日

設備について

ベッド数 43床 (個室3床)
設備 オンラインHDF

当クリニックでの人工透析について

人工透析には血液透析と腹膜透析がありますが、当クリニッ クでは血液透析を行っております。
腹膜透析は本院の千船病院で行っており、ご紹介させていただきます。
血液透析とは働かなくなった腎臓にかわって血液を体外に導き出し、ダイアライザーと呼ばれる特殊なフィルターの中で血液中の毒素や余分な水分を除去し、電解質のバランスや血を弱アルカリ性に保ち、きれいになった血液を体内に返す治療です。血液透析は1回に4時間、週3回を標準治療とします。
したがって、透析治療を受けられる患者さまにとっては色々な面で多くの負担となりますが、それを生活の一部と捉えていただくべく医師、看護師、臨床工学技士、クリニックスタッフ全員一丸となってサポートさせていただいております。

透析治療に伴う当クリニックの対応

1送迎サービス
お一人での通院が困難な患者さまを対象に無料送迎を行わせていただきます。
2多職種による連携
定期的な栄養指導などの生活指導を行い、患者さまへより良い透析治療を提供できるよう努めています。
3透析治療に伴う様々な合併症、糖尿病などの併存疾患
当クリニックで対応困難な病状、入院加療を要する場合は千船病院を中心に適切な医療機関へご紹介させていただきます。
4シャントトラブル
超音波検査などでシャント血管の状態をチェックし、必要な場合は千船病院、その他対応可能な医療機関をご紹介させていただきます。

当クリニック人工透析部門看護スタッフより

腎臓は腎不全保存期から透析期まで、生涯にわたり全身的な管理が大切です。私達は患者さまの病状から生活背景を把握し、安全な透析治療が行えるよう努めています。
また、患者さまに応じた食事療法や日常生活での過ごし方についてアドバイスを行い、地域と連携し、安心して生活ができるようにサポートさせていただきます。

医師

千船クリニック所長高橋 哲也

資格など

  • 医学博士
  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
  • 日本内科学会認定教育施設指導医
  • 日本糖尿病学会専門医・研修指導医
  • 日本内分泌学会専門医・指導医
  • 日本病態栄養学会病態栄養専門医・指導医

施設基準等

■明細書について

当院では、保険医療機関及び保険医療養担当規則に則り、明細書については無償で交付いたします。

■一般名処方加算について

後発医薬品があるお薬については、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する場合がございます。

■医療情報取得加算について

オンライン資格確認及びオンライン請求を行う体制を有しています。

受診された患者さまに対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行っています。

■医療DX推進体制整備加算について

オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報等を活用して、診療を実施しています。

マイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ保険証利用)を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。

■情報通信機器を用いた診療

情報通信機器を用いた診療の初診の場合には向精神薬を処方しておりません。

アクセス

阪神本線千船駅 徒歩1分 アバリーナ千船南館1F
住所: 〒555-0001 大阪市西淀川区佃3丁目1番11号
TEL: 06-6471-9549 (代表)
FAX: 06-6471-9565