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2019.09.30リレーエッセイ ~ドクター編 Vol.5~ もの忘れが最近気になる方々へ

投稿者:脳神経内科 主任部長/認知症サポート医
    瀧本 裕

「ほらあの人!携帯電話のCMに出ている若い女優さんで」
「え-、誰ですか?」
「去年ぐらいに朝ドラにも出てて、丸顔でちょっと目尻の下がった…」
「もうちょっとヒントをくれませんか?」
「あー、ここまで出てるんだけど・・・」

こんなクイズ形式の会話に、心当たりありませんか?
時間をおいて、急に思い出したときの爽快感は何とも言えませんね。しかし、このようなことが何回か続くと、「私って認知症かも…」と少し不安になってくる方もおられるでしょう。では、「老化によるもの忘れ」と「認知症」の境界線はどこにあると思いますか?

その違いは、「ヒントによって思い出せるかどうか」

老化によるもの忘れなら、財布を「どこにしまったか」を忘れても、「リビングの引き出しの中だったよね?」と言われると思い出せます。しかし、認知症は「しまったこと」自体を忘れているので、人に教えられても思い出せないのです。

冒頭のような会話なら、老化の範囲内と思いますが、ご心配な方は当院「もの忘れ外来」の受診をお勧めします。しかし、『外来受診するのは気が重いので、悩みだけ聴いてもらいたい…』と思われる方は、毎月開催の「認知症相談会(すみれの会)」へ足をお運び下さい。お茶を飲みながら、私どもスタッフがあなたのお悩みをお伺いします!

全国介護福祉総合フェスティバル」(埼玉県)にて、認知症に関するトークショーに参加しました。左から司会の町亞聖氏(フリーアナウンサー)、ジャッキー・ウー氏(映画「ばあばはだいじょうぶ」監督)、筆者(瀧本)、湖山泰成氏(湖山医療福祉グループ)

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